シーズンイン直前のベースワックスはどうする!?その方法を解説!

シーズンイン前に、万全の準備をするかどうか。その準備レベルでそのシーズンの充実度が大きく変わってくるのは、事実です。ワックスは、行きつけのショップや友達に施工をお願いしていて、ワックスとはどういうものか知らない人も多いようです。そこで今回は、チューンナップの基礎であるソール面のベース作りに使う「パラフィンワックス」について解説していきたいと思います!

1. ベースワックスとは

ワックスには、ベースワックス、トップワックス、スタートワックスの3種類があります。ベースワックスはパラフィンという成分からなっており、溶かして塗っていきます。またこれとは別に、簡易ワックス版として「リキッド」、「ペースト」、「スプレー」などがあります。

2. ベースワックスに求めるもの

ベースワックスに求めるポイントは、大きく2つあります。それは、「板の保護」と「持続性」です。できればワックス施工の頻度が最低限で、効率的に作業でいると理想です。簡易ワックスよりは持続性と滑走性は高いので、一度やってみることをおすすめします。

3. ワックスの浸透方法

ではベースワックスを上手に浸透させるためには、どのような手法があるのでしょうか。6つの手法をご紹介します!

3-1. 溶剤浸透

スプレーワックスと固形ワックスのセットです。まず最初に、固形ワックスをソール面に生塗りします。次にスプレーワックスを塗布する方法です。

3-2. 低温熱浸透

低温で溶ける専用ワックスを使い、板全体を温め手法で、施工時間はかかります。

3-3. 光熱浸透

赤外線や光の照射で、ソール面を熱して浸透させる手法です。

3-4. 気圧差浸透

減圧できる真空チャンバー内をホットボックス並に温めた状態で、減圧と加圧を繰り返して溶けたワックスを浸透させる手法です。

3-5. 液体浸透

液体ワックスで、塗布後一晩置き、重力でソール面に浸透させた後、ホットワックスでふたをする施工です。

3-6. 高温熱浸透

アイロンの高温でワックスを液体化させ、ソール面に浸透させる手法です。

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